療育プログラム

療育プログラム

「こころ・からだ・まなび」の健やかな成長を目指す

スタッフが1対1で関わり、状況に応じて個別、集団を組み合わせ、多様な支援プログラム(造形、感覚統合、SST、食育、運動療法、ビジョントレーニング、生活スキル、音楽、、英語、ふれあい遊び、絵本等)で、愛着形成、自己肯定感、自己認知能力を促し、よりよい成長へと導きます。


運動療法

 自覚しにくい3感覚(前庭覚=揺れや回転、重力や加速度に反応する感覚、固有受容覚感=筋肉や関節によって自分の身体の位置や動き、力の入れ具合を感じる感覚、触覚=皮膚または粘膜の表面に何かが軽く接触したときに感じる感覚)をお子さまのやりたい気持ちをもとに、遊びの中で身体を動かし感覚入力することで、情緒的安定、手先の巧緻性、姿勢調整等、苦手な部分の改善を目指します。

 れいんぼうでは、トランポリン、ボルダリング、ジャングルジム、ターザンロープ、バランスストーン、鉄棒、バランスボール、パラバルーン、ボールプール、ハンモック などを準備しています。

 例えば、ボルダリングは腕、指、足、肩、体幹の筋力アップができる全身運動です。小さなホールドの上でバランスを取るため、バランス能力向上にも効果があります。

 登る目標を定めそこに貼ってあるステッカーを取る、降りてからマッチングをするなどの活動を行い、楽しみながら運動をしています。日々のできた!の達成感が自己肯定感につながり、情緒の安定、他の活動への意欲、やる気につなげることが目的です。また、お子さまの体幹を鍛えることで、姿勢が良くなる、ケガをしにくくなるという効果も期待できます。

ルール遊び(ソーシャルスキル)

 他者と集団活動を行う中で、お子さまが楽しみながら積極的に体を動かし、ルールの理解、自己理解、他者への興味関心、思いやりの心を育みます。

 1対1でスタッフが対応しているため、つまずきがあった場合に、適切なタイミングでの支援が受けれます。 具体的には、追いかけっこ、色タッチ、からだじゃんけん、だるまさんが転んだ、動物のまねっこ、新聞紙遊び、ひもくぐり、風船バレーボール、花いちもんめ、通りゃんせ、ヨガ、などを行っています。

生活スキル

 毎回行うことで、習慣化を目指し、取り組んでいます。  おやつはお金を支払い購入するごっこ遊びの延長、みんなで「いただきます」「ごちそうさま」、その後は、お子さまがお皿をい、お皿拭きをしています。

 トイレには、見ると次は何をするかがわかるイラストがあり、それを手がかりに、排泄を行います。小学校に入学するときに使用する連絡袋を用いて、プリントを折る、入れる等、荷物の出し入れを行います。活動終了時に事前予告をしていたタイマーが鳴ると、お片付け開始。

 日々の繰り返しと、お子さまに寄り添った声かけ、イラスト提示で、できることを増やしていきます。

造形・机上課題

  活動を通して自分なりに思いを持ち,表現したいことをどのように表せばよいのか考え工夫する力を育み、楽しく手先の訓練を行います。椅子に座っての活動なので、座位時間の伸長、集中力、目と手の協応を養うことが目的です。

  運筆、クレヨン、はさみ、のり、テープ、折り紙、画用紙、シール等を用いての作品作りに取り組んでいます。